2008 年
2 月
6 日
カテゴリ:活動報告
食の安全を守るために
〜横浜税関の見学と農業生産者との交流会に行ってきました〜
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2月5日JA東京むさし壮青年部の企画による横浜税関の見学会に行って来ました。 輸入食品の玄関口である税関での検疫は、私たちの食品の安全を守る上で重要な役割を果たしていると考えられていました。しかし、今回の中国餃子の件で問題になっている中国からの加工食品が検査されず、日本の食卓で被害が出た段階でようやく検査されるという実態が見えてきました。また、輸入食材料の検査はほとんどが書類審査のみです。植物検疫で虫が発見された場合は燻蒸を行いますが、ほとんどの食材は人の手によって検査されることはありません。後日違反が判明した場合に、行政は検査を行うことになっています。 また、食品等輸入届書には添加物を記入する欄がありますが、今回の事件のように事件性のある異物の混入を防ぐための歯止めにはなっていません。 ここに集められた輸入食材は万全の保管体制にあるとは言えない状況にあり、売れるまで長らく置かれていたとしても、日本で加工されれば「原産国は日本」となってしまいます。日本の国のしくみとしては食の安全を守るものはないに等しいといえます。横浜の港に野積みにされたポリタンクの中身は、やまごぼうや蕨、細切リ筍など日本の食卓ではおなじみのものばかりです。数年前、私の知人が同じ場所を訪れたときには、ドラム缶にこれらの食品が詰められていたそうです。厳しい条件の下でも腐ることなく色や形を保っていること自体不自然なことです。
消費者は安全で美味しい食品を、できるだけ安く買いたいと求めてきましたが、そのことによるひずみが今回の冷凍餃子騒動に象徴されていると思います。国が食糧自給率を高めるために国内生産者を守り育てていくことがなにより大事であり、経済効率を優先した食品に関する様々なしくみを改めるよう私たちが声を上げていきましよう。
その後に行われた農業生産者との懇談会では、中国とは異なる日本の厳しい農薬規制についてのお話を伺いました。武蔵野で実際に行われている農薬のトレーサビリティー、農薬を減らすためのフェロモントラップなど食の安全に配慮した野菜作りを語って下さいました。 当日参加した消費者17名と生産者13名との見学した後での意見交換会では、これからの武蔵野の農業を守っていくための貴重な出会いの場ともなりました。
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