2006 年
7 月
20 日
自然から学ぶこと
〜東京たまエコセメント化施設と二俣尾自然体験館の視察から〜
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7月18日連日の猛暑もひと段落した雨の中、青梅市にある武蔵野市民の森・自然体験館と日の出町二ツ塚処分場内にあるエコセメント施設を視察してきました。
多摩地域は全国でも有数のリサイクル率を誇っています。東京都区内ではプラスチック類の焼却処理が全面的に実行されようとしている中、武蔵野市ではプラスチックを分別収集してリサイクルに適さないもののみを焼却しています。
日の出町にある東京たま広域資源循環組合の二ツ塚処分場は、多摩地域25市1町のごみの最終処分場として谷戸沢処分場が10年余りでいっぱいになってしまったため平成10年以降使われてきました。埋め立て容量の8割を占める焼却灰がエコセメント化されることで30年以上の延命が可能とされています。 浸出水(ごみに触れた雨水)は下水の処理基準を満たした後で、多摩川に放流されます。 長期的に使用した場合のエコセメントの品質や谷戸沢の地形を考えた場合の大気汚染についても不安が残ります。 しかし、行政サービスとしてのごみ処理の現時点での最善策であることには変わりありません。ごみの減量がなかなか進まない今日、期待された容器リサイクル法の改正でも拡大製造者責任が明確にならず、リユース容器の普及にもインセンティブが働かないままです。 雨に煙る美しい山の中に巨大なエコセメントの工場が立ち上がり、ブルーシートに覆われ、コンクリートで固められ、切り取られた、大地が静かに横たわっていました。
次に訪れた二俣尾武蔵野市民の森は東京の森林を守る取り組みとして山林所有者と市・都の三者で協定を結び、市民を募り、下草刈や、多用な事業を展開し森林維持に取り組んでいます。新たに自然体験館がオープンしました。二俣尾駅からも歩いてすぐで、多摩川の川原にも近く、活用が期待されます。
同じ自然でありながら守られるものと、損なわれるものがあります。 私たちはライフスタイルを見直し、行政や企業にまだまだ不十分なごみを減らしていくための仕組を求めていきます。
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