2006 年
7 月
27 日
東京ネット議会改革視察・各調査活動から
〜実際の活動が支える市民自治〜
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東京・生活者ネットワークの視察で7月24,25日、名古屋市の自転車利用環境整備事業と議会改革について四日市市議会・三重県議会を視察してきました。 雨の東京から炎天下の名古屋市の中心部、自転車コリドー(回廊)路線を歩きました。自転車で目的地まで交通機関に頼らず行けるように幹線道路を「コリドー路線」と名づけ整備しています。 100メートル道路で有名な名古屋市は、市庁舎付近の道路の中央分離帯が森のようで木陰があり助かりました。歩道は啓発サインや植栽、舗装材の変化で歩行者との住み分けが行われていました。 武蔵野市の道路事情を考えるとそのまま応用するわけには行きませんがソフト面の啓発活動や歩行者とのすみわけをどうするかについて参考になりました。 次に訪れた四日市は、昭和30年代の科学コンビナートによる公害都市のイメージが強かったのですが、水道は7割が地下水源で環境面もよくなっているとのことでした。 しかし今では議員提案による自治基本条例や今年度中に作られる予定の議会基本条例、市民による市議会モニター制度等の進んだ議会改革の取り組みで注目を集めています。 市役所の視察を終えた後、市民団体NPOセクター会議の方々との懇談会がありました。 懇談の場所は廃校になった小学校を社会教育施設としてNPOが指定管理者となっている「なやプラザ」でした。市民の議会モニター制度が公募の市民ではなく議長が適任と認めた団体等に対し推薦を依頼する点や、開かれる時間帯が昼間なので、学生の委員が参加できないなど課題も多く指摘されました。どんなによい仕組みといっても作られる過程に市民の実感をともなった参加が無い限り協働はむずかしいとの印象を受けました。 翌日議会改革の象徴ともなっていた前北川知事の三重県議会でお話を聞きました。北川知事時代にも彼一人ではなく議会改革に対し熱心なベテラン議員がいたことでより具体化しています。三重県議会でも議会基本条例案が検討されています。三重県議会の傍聴規定は傍聴者の住所氏名を記入する必要も無くテープ等録音の禁止もありません。対面式の議場は三重も四日市も同じですが女性議員は合併特例による四日市が52人中6名、三重県議会は45名中2名でした。あまりに少ない人数に驚きました。住民の議会への直接参加で政策提案制度がありますが、実現したものは無く、政策提案に育てるまでのサポートが必要と思いました。
ネットの調査活動としては23日に川の調査を神田川の源流付近や玉川上水の二箇所で行いました。 聞き取りの調査としては、団塊世代や若者の働き方調査や教育費用について、そして介護保険の予防サービスについては行政や当事者の方に対して調査中です。 22日に行われたスカイウォーターフォーラムでも命の源である雨水の流れを、都市化した私たちの町にどう下水に流さず蘇らせるかがテーマとなっていました。 ネットの調査活動も具体的な政策提案につなげるために、続けていきます。
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