2006 年
11 月
13 日
都市の創造性を高めるもの
〜都市観光の視点と多様な図書館のあり方〜
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10月28日井の頭シンポジウムが開催されました。前回は主に井の頭池湧水復活に向けて市民や行政の取り組みが話し合われました。 今回は井の頭公園周辺を都市リゾートの場所として位置づけ、隣接する自治体で連携し、回遊性を高め新たな価値を生み出していこうというものです。 都市の魅力を創っていく際の回遊性の効果について大手町の再開発の例が紹介されました。 大手町に接する日比谷公園、皇居を巡回する無料のコミュニティーバスが企業の資金提供で実現したことにより、買い物客が地域を巡ることで満足度が上がるということでした。 東京駅前に展開される光のゲート、東京ミレナリオがお祭りの集客率ベスト3に入ったことでもわかるように、ビジネスの街であった大手町に観光地としての価値を加えることとなりました。 東京都の都市計画にかかわった方からも回遊性を保障していくことが重要であること、道路の位置づけを車一辺倒から見直すこと、都市の美しさとして建築や道路、また公園の重要性が指摘されました。パネリストの武蔵野市長と三鷹市長からは、これからも両市の連携を深めていくとのメッセージがありました。 31日は鉄道対策・農水省跡地利用特別委員会の視察で「アカデミーヒルズ六本木ライブラリー」と「日野の図書館(特に市政図書室)」へ視察に行きました。 どちらも全国に一つだけあるユニークなものです。
六本木ライブラリーは(会員制の有料の図書館)「知のコミュニティー」をどう作るのかという点において、今までの図書館学によらない分類がされています。本のディスプレイ・カフェ・24時間対応・おしゃれな家具調度を取り揃え、その場にいること自体が快適な空間であり、仕事の場でもあるというものでした。 また、立ち上げから関わった小林さんが武蔵野プレイスの専門家会議の委員でもあるため、視察した議員もそのコンセプトにある程度の理解をしめしていました。 一方、日野市役所にある市政図書室市のレファレンス機能は、公共の図書館としては先駆的なものです。しかし、その重要性を私が一般質問で取り上げた際には、議員の関心は薄いものでした。市政図書室でも図書の分類方法を地域・行政資料サービスのため工夫し、情報がワンストップですべて得られるように工夫されていました。それはレファレンスの利用率が毎年上がっていることや、この資料室を利用して市民が日野市の行政白書をつくり市に提出したということでもわかります。
武蔵野市ではなくしたと思われていた資料が保管されており、随行の職員もびっくりしていました。議員・行政・市民それぞれが同じレベルの系統だった情報を得ることができ、しかも無料であることは市民の自己実現や市民活動をまさに支えるものです。
今、武蔵野プレイスで問われている新たな「知の創造拠点」というコンセプトに対し、視察した二つのレファレンスのあり方を理解し比較することでより議論が深まると感じました。 当日の視察ではマイクロバスがいっぱいになるほど議員が参加していたものの、六本木のみで日野には半分以下の議員しか残っていませんでした。議員としてとても残念に思います。
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