2007 年
7 月
11 日
地域振興はエコの視点で
〜雨水と地下水でまちづくり〜
|
地下水保全条例がある小金井市は、雨水浸透ますの設置率が世界で一番です。小金井市民が野川の水枯れを重く受けとめ、水循環を守るための活動を続けてきました。今回武蔵野・生活者ネットワークでは、地下水保全条例を最初に提案した小金井・生活者ネットワークの市議会議員小山美香さんに雨水・地下水を商店街で活用している現場を案内していただきました。古くからあった六地蔵さんを改修・移築する際に、小金井市中央商店街協同組合が商店街活性化のために井戸を掘り「黄金の井戸」ができました。市民は登録料500円を払い蛇口の栓を受け取り、自由に使えるようになっています。それと共に、地域の商店街でもお地蔵さんのキャラクターやストラップを作ったり、黄金の井戸で汲み上げた水をコーヒーや手打ちうどんに利用しています。 実際に商店街を歩いてみると可愛いお地蔵さんが迎えてくれました。同じく商工会の花いっぱい運動によるベンチつきの花壇が、各管理者の名前が書かれた木札と共に温かい町並みを作っていました。そこではアーケードに降る雨を溜めるタンクがあり、その水を花壇に撒いて育てています。 私たち武蔵野市の水道水も7割が深井戸からの水です。しかし、100%地下水を飲むためには、武蔵野市で作ったペットボトル入りの水を飲むしかありません。なんとか武蔵野の美味しい地下水をアピールして地域振興に結びつけ、ごみを出さない方法はないかと、市民が利用できる井戸を掘る提案をしたことがあります。水道事業との兼ね合いで難しいとのことでした。「黄金の井戸」のような形であれば武蔵野市でも可能性があるのではないでしょうか。 帰りに寄った「黄金の井戸」の水を使っているおしゃれなお店では、イギリス風な壁面緑化やガーデニングが施されており、ゆったりした時間を過ごすことができました。私たちの自慢の美味しい水を守りながら飲み続けていくために、今回の視察で得たヒントを活かしていきたいと思います。
|
|
|
バックナンバー 最新20
|