2007 年
10 月
23 日
子ども達の学びと育ちを応援する施策
〜文教委員会の視察に行って来ました!〜
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10月17日から19日にかけて新潟市中学校給食(プリペイドカードによる選択制)クロスパルにいがた(図書館も含む生涯学習センター)十日町(NPOによる中学校給食委託)金沢市(教育プラザ富樫・金沢21世紀美術館子どものためのワークショップ)の視察に行って来ました。 武蔵野市でも、今中学校給食の試行がスタートしました。実施に関しては、民間委託の問題や食育・手作り弁当の価値を巡って議論が百出しました。今回文教委員会として訪れた新潟市では、お弁当を持ってきた子ども達と、プリペイドカード予約によりABいずれかのランチを選んだ子ども達が、仲良くランチルームで昼食を食べていました。選べるスクールランチ(中学校給食)は教室で食べるランチボックス(二段重ねのボックスにご飯とおかずが盛り付けられている)とランチルームでのメニューが2パターンがあります。自分で選べることによって、残渣も少ないとのことでした。 「クロスパルにいがた」は、生涯学習センターと新潟国際友好会館・生涯学習センター図書館・中央公民館が入っている複合施設です。市民が交流する場所(クロス)と友達・仲間(パル)を意味し、異なる施設の利用者の交流を目指しています。青少年の居場所として学習室や音楽室・美術工作室もありましたが、有料のためか子ども達の姿は少ないように思えました。新潟市では市の公共施設を指定管理団体から直営に戻した例もあり、この施設も直営で運営されています。公共施設の質を守るためには、必ずしも民間委託がベストではないことがみえてきました。 十日町の中央学校給食センターはNPOが中学校給食の委託をしています。「ネットワーク雪の里」の設立目的に高齢化社会における福祉・ごみ減量化や行政のスリム化・雇用機会の拡大など、地域に根ざしたまちづくりを目指しています。 金沢市教育プラザ富樫は、子どもの健全育成活動を支援するための拠点施設です。平成13年につくられた「金沢子ども条例」の理念に基づき教育と福祉が連携を図り、乳幼児から中学生まで子ども達の健全な育ちを一貫して推進しています。この条例の正式名称は、『子どもの幸せと健やかな成長を図るための社会の役割に関する条例』です。基本理念として、金沢コミュニティを形成する家庭・地域・学校・企業・行政等すべてが子どもの育成に責任があることに対して共通認識を持つこと、子どもの人格を尊重し子どもが様々な権利を有していることを認識すること、大人の行動等が子どもに大きな影響を与えることを認識し、一人ひとりが自らの行動を省みると書かれています。この理念に基づいた行動指針(家庭・地域・企業について)と行動計画(学校・行政について)があることによって、市全体での足並みが揃っています。 金沢21世紀美術館の目指すものとして「子ども達と共に成長する美術館」と位置づけられ、未来の文化を作り出す子ども達に芸術・文化の開かれた教室として「見て」「触れて」「体験できる」最適の環境を提供する場となっています。子どものためのワークショップも現代アートの代表的な作家と共に作品を造る企画など世界的にみてもトップレベルの企画でした。 今回の視察では、子どもにとっての何が最善であるかを大人の側が理念として共有していることが大切であるということをあらためて実感できるものでした。
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