2008 年
3 月
27 日
幸せの種を育てよう〜〜協働による市民自治を目指して
〜平成20年度予算特別委員会で賛成討論をしました〜
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武蔵野市の桜が満開となった27日、平成20年度武蔵野市の予算が全会派一致で可決されました。 しかし、討論の中には、首を傾げざるを得ないようなものもありました。インターネットの録画中継でぜひみてください。 私は邑上市長の予算編成を評価する立場から討論を行いました。
今回の施政方針で邑上市長は、武蔵野市の市民文化と平和を次世代に伝え、「国の制度変更などの制約条件があっても、これまで本市が行ってきた福祉をはじめとする行政サービスの水準を低下させることの無いよう、市民の暮らしを守る視点を重視した武蔵野市らしい、市政運営をします。」と明言されました。
国の度重なる制度改正によりセイフティーネットとしての医療、年金、国民健康保険、介護保険が十分機能しない状況があります。規制緩和が進み指定管理者制度や市場化テストは本来は民間の効率的な手法や、運営面でのサービス向上による利用者の利便性の向上などを、公共サービスに取り入れるという趣旨であったものが、単に民間委託か、直営か、の単純化された議論に陥りやすくなっています。指定管理者制度の下でのサービスの質の維持、人が育っていく仕組みとして十分なものであるのかどうかなど、これまでの議論を共有した上でのさらなる検討が必要です。公共サービスを担う可能性はNPOや社会的企業など多様であるべきです。
武蔵野市が基本方針として、協働による市民自治を目指すことにより、これらの問題解決につながる糸口があります。地域に必要な公共サービスを協働事業として具体化していく中で地域ガバナンスを高めることにもなります。
セイフティーネットとしての公共サービスの優先順位をどう決めていくのか。今回の予算委員会の中でも市の再インフラ整備について議論がありました。 特に、今まであるのが当たり前であった武蔵野のおいしい水も守っていくためには、膨大なエネルギーを費やす市の重要課題であると認識されました。市民生活の最優先としてライフラインの確保はまず第一です。
おりしも国では財政健全化法により20年度決算から4指標で自治体の財政状況を判断することとなっています。特に将来負担比率(公営企業 出資法人等を含めた普通会計の実質的負債の標準財政規模に対する比率)については武蔵野市で、もっと早い時期から議論すべきであったと考えます。今回の予算で確認されたさまざまな再インフラ整備に関するものは調査、検討のための予算もあり、既に今後の拡大が予測されています。
保険・介護・福祉・教育などあらゆる分野の組織や人が連携し、生涯を通じてその人らしい生活を続けられるよう支援する「地域リハビリテーション」の実現を目指すことは再インフラ整備とともに命に深く関わることです。広く議論するための健康福祉総合計画の策定も予算化されています。
今回の予算では幸せの種がいっぱい蒔かれていると感じました。それをはぐくみ育てていくのは私たち市民の責任です。私たちにはまだ出会うことの無い未来の武蔵野の子どもたちに対して大きな責任があります。強いリーダーが引っ張ってきた今までの政治は東京都の現状からも限界が見えてきました。市民と共に活力あるまちづくりへつなぐ予算はコーディネート型の邑上市政ならではと評価し、賛成の討論といたします。
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